迷わない日本酒選び:初めてでもわかる味と香りのヒミツ
2025/02/24

「日本酒って種類が多くて難しそう…」そんな初心者の方へ!この記事では、日本酒の違いを生むポイントを解説し、選び方や飲み方のコツをわかりやすく紹介します。あなたにぴったりの日本酒を見つけて、もっと楽しみましょう!
日本酒の基本を知ろう
.%20The%20composition%20is%20visually%20informative%20and%20engaging___-.webp)
まずは日本酒とは何か、基本を押さえましょう。日本酒は米と水を主な原料とし、米麹(こめこうじ)という麹菌で米のデンプンを糖に変えてから酵母でアルコール発酵させて造るお酒です。ビールやワインと同じ「醸造酒」に分類され、アルコール度数は一般的に15%前後と適度な強さです。米から造られているため、ほのかな米の香りや旨みが特徴で、辛口から甘口まで幅広い味わいがあります。日本の伝統的なお酒ですが、最近ではワイングラスで提供されたり、海外でも「SAKE」として人気が高まっています。まずは肩肘張らず、「米のワイン」のような感覚で気楽に楽しんでみましょう。
日本酒の違いを生むポイント
.%20The%20composition%20is%20designed%20to%20be%20informat.webp)
一口に日本酒といっても、実に様々な種類があります。その違いが生まれる主なポイントは、大きく分けて次の3つです。
原料と精米歩合とは?
日本酒の味や香りを左右する大きな要素の一つが原料です。原料となるお米の品種や質も影響しますが、特に重要なのが精米歩合(せいまいぶあい)と呼ばれるものです。精米歩合とは、お米をどの程度まで磨いたかを示す数値です。たとえば精米歩合60%といえば、お米を40%削って中心の60%を使っていることになります。一般的に、この数値が小さい(たくさん磨いている)ほど雑味の少ないクリアな味わいになり、数値が大きい(あまり磨いていない)ほどお米由来のコクや旨みを感じる豊かな味わいになります。つまり、高精白(精米歩合が低い)なお米で造った日本酒ほど繊細で香り高く、低精白(精米歩合が高い)なお米で造ると濃厚でしっかりした味になる傾向があります。また、日本酒のラベルには精米歩合が表示されているので、選ぶ際の参考にしてみてください。
醸造方法の違い
同じ原料のお酒でも、醸造方法の違いによって風味が変わります。日本酒造りには伝統的な手法から現代的な手法までいくつか種類がありますが、初心者の方向けにわかりやすくポイントを紹介します。たとえば発酵の温度と期間の違いです。低温でゆっくり発酵させるとフルーティーな香りの「吟醸づくり」になり、華やかな風味の日本酒が生まれます。一方で通常の温度で発酵させれば米の旨みがしっかり出たオーソドックスな味わいになります。また、搾ったあとの処理でも違いが出ます。搾りたてを加熱殺菌(火入れ)するかしないかで「生酒(なまざけ)」かどうかが決まりますし、搾った際に濾過(ろか)の度合いを変えれば、透明な清酒にも白く濁ったにごり酒にもなります。さらに、絞った後に水を加えてアルコール度数を調整するか(加水)しないまま瓶詰めするか(原酒と言います)でも濃さが変わります。このように発酵温度や期間、火入れのタイミングや濾過の程度など醸造プロセスの違いが、日本酒の多彩な種類を生み出しているのです。
アルコール添加の有無
日本酒の種類を語る上で欠かせないのが、醸造アルコール(蒸留したアルコール)の添加が行われているかどうかです。日本酒の中には、米・米麹・水だけで造られたものと、仕込みの最後に風味調整のため少しだけ醸造アルコールを加えるものがあります。この違いで名前や味わいが変わります。純米酒と呼ばれる種類は、お米と米麹のみ(+水)で造られた日本酒です。それに対して本醸造酒などは醸造アルコールを少量加えて造られます。アルコール添加があると聞くと「混ぜものがあるの?」と心配になるかもしれませんが、ごく少量で香りを引き出したり後味をすっきりさせる効果があり、日本酒の品質を落とすものではありません。むしろ高級酒の中にも繊細な風味を演出するためにアルコール添加を行う吟醸酒が存在します。一般的に、アルコール添加の無い純米系は米のコクが感じられやすくどっしりとした味わい、添加ありのタイプは軽快でキレの良い味わいになりやすいと言われています。いずれも美味しさを引き出す工夫の一つなので、大きな違いとして知っておきましょう。
日本酒の種類と特徴
.%20The%20composition%20is%20visually%20informative%20and%20invi.webp)
では具体的に、日本酒にはどんな種類があり、それぞれどんな特徴を持つのか見ていきましょう。ラベルに書かれた名前や用語の違いがわかれば、自分の好みに合った日本酒を選びやすくなります。
純米酒と本醸造酒の違い
まず押さえておきたいのが純米酒(じゅんまいしゅ)と本醸造酒(ほんじょうぞうしゅ)の違いです。前述のとおり、純米酒はお米と米麹だけで造られた日本酒で、「純粋なお米のお酒」という名前のとおり米の旨みをダイレクトに感じられるのが特徴です。コクがあり、飲みごたえのあるしっかりした味わいのものが多く、冷やしても燗(かん:温めた状態)にしても楽しめます。特に燗にすると米の甘みや旨みがふくらみ、優しい味わいになります。
一方の本醸造酒は、純米酒の原料に加えて醸造アルコールが少し加えられているタイプです。醸造アルコールを入れることで香りが引き立ち、後味がすっきりと軽やかになる傾向があります。純米酒に比べてさらりと飲みやすく感じる人も多いでしょう。本醸造酒は冷やしても美味しいですが、実は燗にも向いており、温めると香りとキレの良さが調和して食中酒としても優秀です。
なお、純米酒・本醸造酒それぞれに「特別純米」「特別本醸造」という種類もあります。これは原料や造りに何らかの特別な工夫(例えば精米歩合をより低くする等)をしたもので、ワンランク上の風味が楽しめます。ラベルに「特別」の文字があれば、ちょっとリッチな造りなんだな、と覚えておくとよいでしょう。
吟醸酒と大吟醸酒の違い
続いて、日本酒好きなら一度は耳にする吟醸酒(ぎんじょうしゅ)と大吟醸酒(だいぎんじょうしゅ)です。これらは先ほどの純米・本醸造とは別の分類軸で、日本酒の香りや造り方に関係する名前です。
吟醸酒とは、先ほど少し触れた「吟醸づくり」という醸造法で作られた日本酒を指します。具体的には、お米を60%以下まで磨き(精米歩合60%以下)、低温でじっくり発酵させて作られます。その結果、フルーツのように華やかな香り(これを吟醸香(ぎんじょうこう)と言います)と、すっきりとした軽快な味わいに仕上がるのが特徴です。口に含むとリンゴやメロンのような甘い香りが広がり、日本酒初心者でも「いい香り!」と感じやすいタイプでしょう。
大吟醸酒は、吟醸酒の中でもさらにお米を磨いて作られた最高クラスのものです。精米歩合50%以下、場合によっては35%やそれ以下まで削った贅沢なお米を使い、手間ひまかけて醸します。大吟醸ともなると香りはより洗練されており、まさにフルーティーでエレガント。味わいも雑味が極限までそぎ落とされた繊細さで、「日本酒ってこんなに上品なのか」と驚くかもしれません。価格はやや高めになりますが、特別な日にじっくり味わいたい一本です。
なお、吟醸酒・大吟醸酒にも純米タイプ(純米吟醸、純米大吟醸)とアルコール添加タイプがありますが、香り高いスタイルという点では共通しています。一般的には冷蔵庫でよく冷やした冷酒(れいしゅ)でいただくことが多く、その芳醇な香りを活かすためワイングラスで飲まれることもあります。
生酒やにごり酒も試してみよう
日本酒には他にも個性的な種類があります。ぜひ初心者の方にも挑戦してみてほしいのが、生酒(なまざけ)とにごり酒です。
生酒とは、一度も火入れ(加熱殺菌)をしていない日本酒のことです。通常、日本酒は出荷前に熱処理をして酵母や雑菌の働きを止め、安定した状態にします。しかし生酒はそれを行わないため、フレッシュでフルーティーな香りや、ピリッとした若々しい味わいが楽しめます。まるで絞りたてのジュースのようなみずみずしさで、「これが同じ日本酒?」と感じるほど爽やかです。ただし要冷蔵で日持ちしないものが多いので、お店で見かけたら早めに飲んでみましょう。
一方のにごり酒は、その名のとおり白くにごった見た目の日本酒です。日本酒を搾る工程で、あえて粗めの布やフィルターを使っており(酒かすの粒子)を多く残しているため、ミルキーな白色になります。ドロッとした見た目ですが、れっきとした清酒の一種で、口当たりはまろやか。お米由来の甘みや濃厚なコクを存分に味わえるのが魅力です。発泡系のにごり酒だとシュワっとした微炭酸を感じられるものもあり、まるでマッコリや乳酸菌飲料のようで飲みやすいという人もいます。
生酒もにごり酒も普通の日本酒に慣れてきたらぜひ試してみてください。冷蔵庫で冷やして、お猪口やグラスに注げば、また違った日本酒の世界が広がります。「こんなタイプもあるんだ!」と日本酒の奥深さに驚くことでしょう。
初心者におすすめの日本酒の選び方
.%20The%20composition%20is%20designed%20to%20be%20inviting.webp)
日本酒の種類と特徴が分かったところで、実際に初心者が自分に合った一本を選ぶコツを紹介します。難しい知識はなくても大丈夫。ポイントさえ押さえれば、きっとお気に入りの日本酒に出会えます。
まずは飲みやすいものから
初めて日本酒を飲むときは、できるだけ飲みやすいタイプから始めるのがおすすめです。では「飲みやすい日本酒」とはどんなものなのでしょうか?人によって好みは様々ですが、一般的には口当たりがやわらかく、クセの少ないお酒が飲みやすいと感じる人が多いです。
具体的には、ほんのり甘みを感じるタイプやフルーティーな香りのタイプが初心者には人気です。先ほど紹介した吟醸酒や大吟醸酒の中には、まるで果物のような香りでスイスイ飲めてしまうものがたくさんあります。冷たく冷やすとより一層香りが引き立ち、アルコールの匂いも感じにくくなるので、最初の一杯は冷やした吟醸系から試してみると良いでしょう。「日本酒はなんだかツンとくる」というイメージがある方も、上品な香りの冷酒ならきっと抵抗なく楽しめるはずです。
また、最近は発泡性の日本酒(スパークリング日本酒)も登場しています。シャンパンのような軽い飲み心地で、甘めのものが多くアルコール度数も低めなので、日本酒初心者でも乾杯酒として楽しみやすいですよ。まずはあなた自身が「美味しい」と思える一本を選ぶことが大切です。最初の印象が良ければ、「日本酒って意外とイケるかも!」と感じられるでしょう。
香りと味のバランスをチェック
日本酒を選ぶときは、ぜひ香りと味のバランスにも注目してみましょう。同じ「飲みやすい」お酒でも、香りが華やかなタイプと穏やかなタイプ、味が甘めのタイプとキリッと辛口のタイプなど色々あります。自分の好みに合うバランスを見つけると失敗が少なくなります。
まず香りについて。店頭や試飲の機会があれば、グラスに注いだ日本酒の香りをかいでみてください。果物や花のような香りが強く漂うお酒なら、飲んだときも軽やかでサラッとした味わいのことが多いです。逆に香りが控えめでお米っぽい匂いがするお酒は、口に含むと旨みやコクがしっかり感じられる傾向があります。これはどちらが良い悪いではなく、好みの問題です。フルーティーな香りが好きな人は吟醸系を、そうでなければ純米系で探してみる、といった具合に選ぶ参考にしましょう。
次に味わいです。日本酒のラベルには「甘口」「辛口」などと書かれていることもあります。甘口は舌に甘みを感じる飲みやすいタイプ、辛口は糖分が少なくスッキリキレのあるタイプです。ただし甘口=初心者向け、辛口=上級者向けというわけではありません。実際には辛口でも後味がすっきりしていて飲みやすいものもありますし、甘口でもベタベタせず上品なものもあります。甘いお酒が好きなら甘口を、キレの良い後味が好きならやや辛口を、といったように、自分の味覚に合いそうな方向性で選ぶと良いでしょう。
要は香りと味の調和が自分にとって心地よいと感じられるかがポイントです。最初は難しく考えず、お店の人に「フルーティーで軽い感じのもの」や「コクがあってまろやかなタイプ」などざっくり伝えてみるのも手です。だんだんと自分の好みが掴めてきたら、ラベルの情報や試飲の印象から香り・味のバランスを予想して選べるようになりますよ。
温度で変わる楽しみ方
日本酒のユニークな点として、飲む温度によって風味が変化することが挙げられます。実は日本酒は冷やしても温めても飲めるお酒で、温度帯によって全く違う表情を見せてくれるのです。初心者の方もぜひ色々な温度で試してみて、自分好みの楽しみ方を見つけてください。
一般的に、吟醸酒など香りを楽しむタイプは冷やして飲むのがおすすめです。5~10℃程度にキンと冷やすとフルーティーな香りが際立ち、口当たりも引き締まって爽やかになります。暑い季節や食前酒にもピッタリです。冷たい日本酒は「冷酒(れいしゅ)」とも呼ばれます。
一方で純米酒や本醸造酒などコクのあるタイプは、燗酒(かんざけ)といって温めて飲むと旨みが膨らみます。40~50℃くらいのぬる燗から熱燗(あつかん)と呼ばれる温度帯にすると、口当たりがまろやかになり、お米の甘みをより感じられるようになります。特に寒い冬の夜などは、熱々に温めた日本酒は体がぽかぽか温まり心地よいですよ。
もちろん、冷やすか燗にするかに厳密なルールはありません。同じ日本酒でも冷やすとシャープ、燗にするとふくよか、といった具合に味わいが変わるので、一つの銘柄で二度おいしい楽しみ方ができます。初心者のうちはまず冷酒で飲んでみて、「もう少し柔らかい味がいいな」と感じたら次は燗で試す、といったようにチャレンジしてみてください。温度による変化に驚くと同時に、日本酒の奥深さにきっと感心することでしょう。
日本酒をもっと楽しむために
.%20The%20composition%20is%20designed%20to%20be%20inviting%20and%20vis.webp)
お気に入りの日本酒が見つかったら、次はその日本酒をより一層おいしく、楽しく味わうコツを知りましょう。ただ飲むだけでなく、ちょっとした工夫で日本酒ライフが充実しますよ。
おすすめの飲み方
日本酒というと徳利(とっくり)とお猪口(ちょこ)で…というイメージがありますが、実は飲み方は自由です。基本的には自分がおいしいと感じるスタイルでOKですが、いくつかおすすめの飲み方を紹介します。
まず、グラスや酒器にこだわってみるのはいかがでしょう。香り高い吟醸酒ならワイングラスに注いでみてください。驚くほど香りが立ち上ってきて、まるで高級白ワインのような気分に! 一方、雰囲気を楽しみたいときは伝統的なお猪口や升(ます)を使うと、日本酒らしい情緒が味わえます。ガラス製の涼しげなお猪口や、有田焼・九谷焼といった美しい陶器のぐい呑みを使うと、それだけで特別感がアップします。
次に、飲み方のペースも大事です。日本酒は決して一気に煽るお酒ではありません。アルコール度数もワイン程度ありますから、少量ずつゆっくり味わいましょう。口に含んだらすぐ飲み込まず、舌の上でころがすようにすると香りやコクがじんわり広がります。喉を通った後、ふわっと広がる余韻(後味)も日本酒の楽しみの一つです。
もし「それでもアルコールの強さを感じて飲みにくい…」という場合は、ロックやカクテルで楽しむ方法もあります。グラスに氷を入れて日本酒を注げば、冷たくなってアルコール感が和らぎます。梅酒や果実酒を割るようにソーダで割ったり、ジュースと合わせてカクテル風にする飲み方も20代・30代の若い方には人気です。たとえば日本酒+炭酸+レモンでさっぱりサワー風にしたり、オレンジジュースで割ってデザート感覚で飲む人もいます。邪道かな?と構える必要はありません。いろいろ試して、自分がおいしいと思える飲み方を見つけてみましょう。
料理とのペアリング
おいしい日本酒に出会えたら、ぜひ料理とのペアリング(組み合わせ)も楽しんでみてください。日本酒は「和食にしか合わないんでしょ?」と思われがちですが、実は幅広い料理と相性抜群なんです。いくつか例を挙げてみましょう。
- 魚介や寿司+吟醸酒:お刺身やお寿司など繊細な味の魚料理には、冷やした吟醸酒がよく合います。華やかな香りの吟醸酒はお魚の風味を邪魔せず、むしろ引き立ててくれます。キリッと冷えた一杯と新鮮な海の幸の組み合わせは鉄板です。
- 肉料理+純米酒:照り焼きチキンやすき焼き、焼肉といったしっかり味の肉料理には、コクのある純米酒を常温かぬる燗で合わせてみてください。純米酒の旨みと甘みがタレの味や肉の旨みと調和して、驚くほどよく合います。意外かもしれませんが、チーズやクリーム系パスタなど洋食とも純米酒のコクはマッチします。チーズ+日本酒の組み合わせは、一部ではワイン以上とも言われるほどですよ。
- 辛い料理+にごり酒:キムチ鍋や麻婆豆腐などピリ辛料理には、やや甘口でとろりとしたにごり酒が相性◎です。にごり酒のまろやかな甘みが辛さを包み込み、まろやかな味わいになります。シュワっと発泡タイプのにごり酒なら、爽快感もプラスされて後味すっきりです。
ペアリングのコツは、料理とお酒の風味の強さやタイプを合わせること。「淡白な料理には淡麗な酒」「濃厚な料理には濃醇な酒」と覚えておくと良いでしょう。とはいえ難しく考えすぎず、「この組み合わせ美味しいかも?」という発見を楽しむ気持ちが一番です。お気に入りの日本酒が決まったら、いろいろな食事と合わせて自分ならではのベストマッチを探してみてください。
シーン別の楽しみ方
日本酒は家で一人で飲むのも良し、みんなでワイワイ楽しむのも良し、シーンに応じた楽しみ方ができます。初心者の方にもぜひ試してみてほしい、シーン別の日本酒の楽しみ方アイデアを紹介します。
- リラックスタイムのお供に:一日の終わりにゆっくりくつろぎながら飲むなら、ぬる燗にした純米酒がおすすめ。ほっと落ち着く穏やかな香りと優しい口当たりが、疲れた心と体を癒やしてくれます。好きな音楽や本を楽しみながら、お猪口に注いだあたたかい日本酒を少しずつ…。まさに大人の至福時間です。
- 友人とのホームパーティーで:ホームパーティーに日本酒を1本持ち寄ってみましょう。フルーティーな吟醸酒やスパークリング日本酒なら、ワイン感覚でみんなで楽しめます。飲み比べセットを用意して、数種類の日本酒を少しずつ味わってみるのも盛り上がりますよ。「どれが好き?」なんて会話も弾んで、日本酒が初めての友人にも好評かもしれません。
- お祝い・特別な日に:誕生日や記念日など特別なシーンでは、思い切って高級な大吟醸を開けてみては? 上品な香りと味わいはシャンパンにも負けず劣らず華やかで、お祝いムードを盛り上げてくれます。和食はもちろん洋食とも合うので、ケーキやごちそうと一緒に楽しむのも素敵です。金箔入りの日本酒などもあるので、サプライズ演出にもいいですね。
このように、日本酒はシーンに合わせて色々な楽しみ方ができます。アウトドアで飲みたい時は缶入りの日本酒やワイングラスに注いでバーベキューをおしゃれに楽しむ、なんてこともできますよ。ぜひ固定観念にとらわれず、「日本酒×○○」の新しい組み合わせを見つけてみてください。きっと日本酒がますます好きになるはずです。