十四代・而今飲み放題、ちゅらフェス、BEATS IN BLACK——東京“飲みごろの秋”ガイド

東京の“飲みごろの秋”ガイド：日本酒の旬、ナチュラルワイン体験、大人の夜のカクテル＆ペアリング

秋の気配が色づく東京。今日は“飲みごろの秋”に合わせて、日本酒の注目企画、ナチュラルワインを学べる都内イベント、そして大人の夜を演出するカクテル＆ペアリング体験まで、今から間に合う旬の情報をまとめてご紹介します。

秋の日本酒で“いま”を味わう：レア酒飲み放題、渋谷の蔵めぐり、ひやおろしと新潮流Hopped Sake

上野御徒町で“十四代・而今・花陽浴…”希少酒12種が飲み放題

日本酒原価酒蔵 上野御徒町店で、入手困難な超有名銘柄を含む「超豪華希少酒12種飲み放題」を開催中（9/20土〜10/19日、税込8,800円・2時間制、各100ml、新政は1人2本まで）。先着30名、アプリ会員限定（当日DL可）。ラインナップ例は十四代、而今、花陽浴、田酒、飛露喜、信州亀齢、獺祭など。詳細はPR TIMES。

本厚木で“47都道府県の日本酒”60分¥990

リニューアル記念として、海鮮個室居酒屋 二ノ宮 本厚木店で47都道府県の日本酒が60分¥990（税込）で飲み放題（9/24水〜10/31金）。120/150/180分プランあり（別途お通し¥430・フード2品注文必須、LO30分前、マイグラス制）。企画発表はPR TIMES。

渋谷で“喜多方の11蔵”を一度に体験「喜多方まるごとフェス」

渋谷・東京カルチャーカルチャーで、喜多方の食と地酒を堪能する「いいね満彩！喜多方まるごとフェス」を開催（第1回 10/17金 19:00〜、定員80名、税込¥6,000・特産品引換券付き）。市内11蔵の清酒が飲み放題、ラーメンとそばの食べ比べ、会津牛や馬刺しも。詳細はPR TIMES、チケットはPeatix、特設サイトはこちら。

いまが出番、“ひやおろし”の楽しみ方

秋に出荷される「ひやおろし」は、春先に火入れした酒を夏の間に寝かせ、角がとれてまろやかさと旨味がのった一本。2025年は“まろやかさ×キレ”のバランス型が主流。初秋は冷酒で爽やかに、秋が深まるほど常温〜ぬる燗で旨味の厚みを楽しむのがおすすめです。

日本酒の新しい扉「はなうたホップス - SORACHI ACE -」

福島のhaccobaから、伝説の日本生まれのホップ「ソラチエース」を用いたHopped Sake「はなうたホップス - SORACHI ACE -」が登場（500ml 税込¥2,420、9/19金発売、売切次第終了）。ドブロク製法“花酛”由来のふくらみに、レモングラスやディルを想わせるハーバル香。白身魚のフライやハーブ前菜と好相性。詳細はPR TIMES、購入はhaccoba商品ページや公式オンラインから。

ナチュラルワインで気軽に“学ぶ・飲む”：新宿「ちゅらフェス」でイタリア中心に飲み比べ

3部制で学べる・飲み比べできる（スパークリングのハーフボトル特典つき）

新宿三丁目のBISTRO CHURAが、ナチュラルワインの講義と試飲、特別販売会をセットにした「ちゅらフェス」を9/23（火祝）に開催（第1部13:00／第2部16:00／第3部19:00、各¥5,800）。参加者にはスパークリングのハーフボトル1本をプレゼント。申込はPeatix、詳細はPR TIMESと公式サイトへ。

2025年の自然派動向と“オレンジ”の選び方

サステナブル志向の高まりで自然派・オーガニックは引き続き拡大。イタリアは手頃で高品質な軽快スタイル（プロセッコ、ピノ・グリージョ等）が好調。オレンジワインは、紅茶やハーブのニュアンスと軽やかな渋みで食中映えするタイプと、抽出控えめでクリーン＆ドリンカブルなタイプの二極が人気。初めてなら「スキンコンタクト短め」「フルーティ／クリーン」表記を目安に、食事と合わせたい人はアンフォラ表記や長めのスキンコンタクトに注目を。

沖縄料理×ナチュラルワインの新発見

同店は、沖縄料理をベースにフレンチの感性を重ねるスタイル。島野菜の苦味やハーブ感、豚の旨味には、果実味とやさしい酸をもつ自然派がよく合います。会場は新宿三丁目駅E3出口から徒歩1分（公式サイト）。

大人の秋夜：みなとみらいのハロウィン、立川の音楽×クラフトビール、箱根の一夜限りの日本酒会席

横浜・ウェスティンのハロウィン：限定カクテルと“一夜限り”のナイトイベント

みなとみらいのウェスティンホテル横浜では、10/1（水）〜31（金）の1ヶ月、最上階Code Barで「ジャックダニエル シングルバレル」を用いた限定カクテル3種を提供。ハロウィン当日の10/31（金）はDJ＆フレアショーの一夜限りイベント“BEATS IN BLACK”（19:00〜、¥9,000、フリーフロー＆フード、20歳以上）。詳細はPR TIMES。

立川で“音楽×クラフトビール”の新フェス

11/8（土）は、立川ステージガーデンで「Brewin’ Groove Festival」。SOIL&“PIMP”SESSIONSや小山田壮平 BAND、SHE’S、藤巻亮太らのグッドミュージックと、CRAFTROCK BREWINGやKUNITACHI、WEST COASTなど精鋭ブルワリーのビールを片手に楽しむ1日。詳細はPR TIMESや公式サイトへ。

箱根で“一夜限り”の酒と料理の競演（11/21金）

箱根リトリート 料亭「俵石」で、秦野・金井酒造店とコラボしたメーカーズディナーを11/21（金）に開催。季節の懐石1皿ごとに蔵の酒を合わせる全席12名限定の特別コース（¥30,000）。ペアリング例は、椀物に「白笹鼓（ぬる燗）」、お造りに「俵石 大吟醸」、焼肴に「黒笹 純米吟醸Revive」など。詳細はPR TIMES、予約はTableCheck。

コラム：クラフトスピリッツの“作り手”にも注目

長野・Kiyokawa Farm Distilleriesは、大阪・万博イタリア館で日本のクラフトスピリッツをテーマに講演予定。イタリアFrilli社の蒸留機と「Farm to bottle」の設計思想で新しい基準づくりに挑みます。動向はPR TIMESで。

— お酒は二十歳になってから。イベント参加や飲酒は体調とペースを大切に、無理なくお楽しみください。