山崎18年がISC 2025総合最高、ROKUと屋久島 大自然林 麦もトロフィー

世界を沸かせた日本の酒、ISC 2025を“飲みどころ”で読み解く

山崎18年が大会総合最高「Supreme Champion Spirit」

サントリー「山崎18年」が、ロンドン開催の「International Spirits Challenge 2025（ISC）」で、全部門の頂点「Supreme Champion Spirit」を受賞。これは部門最高賞トロフィー受賞酒の中から“年間総合1位”が選ばれる最高栄誉で、同ブランドは2023年の25年、2024年の12年に続き、史上初の3年連続で総合制覇を達成しました。発表リリース
・味わいの核：スパニッシュオーク樽原酒のドライフルーツやチョコのニュアンスに、ミズナラの長期熟成原酒が奥行きを付与。
・東京での楽しみ方：百貨店やホテルバーでのバイザグラス企画が出る時期。ストレートで香りを確かめた後、数滴の加水でミズナラ香を広げるのがおすすめ。山崎オフィシャル

（補足）ISCの「Supreme Champion Spirit」は、各部門のトロフィー受賞酒を横断比較し最も高評価の1本に授与される“大会総合最優秀”。その年の世界No.1スピリッツの証しです。

ジンでも快挙「ROKU〈六〉」がジン部門トロフィー

サントリーのジャパニーズクラフトジン「ROKU〈六〉」が、ISCジン部門で最高賞トロフィーを初受賞。受賞リリース
・設計の妙：桜花・桜葉・煎茶・玉露・山椒・柚子の“日本の四季”と、ジュニパー等の伝統ボタニカルが多層的に調和。
・秋夜の一杯：ジントニックに柚子ピールひとかけ、または温度を少し上げたギムレットで、茶と柑橘のニュアンスが引き立ちます。ROKU公式

焼酎は本坊酒造が圧巻の連覇「屋久島 大自然林 麦」3年連続トロフィー

本坊酒造の麦焼酎「屋久島 大自然林 麦」が、焼酎部門トロフィーを3年連続受賞。受賞リリース さらに同社は焼酎「プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を4年連続で受賞。総括リリース
・造りと味わい：屋久島の軟水、手造り甕壺仕込み。麦麹の香ばしさに、カカオや蜜を思わせる濃密な余韻。25％、720mlは特約店限定。
・東京の飲み方：ロックで香ばしさを、ぬる燗割り（お湯7：焼酎3）で甘香をふくらませ、秋刀魚やきのこ料理と。

（参考）ISC全体像は公式サイト参照。

この秋、東京で“今”行ける一杯と体験

丸の内で秋実りのカクテル（10/18〜11/30）

東京ステーションホテルの「バー＆カフェ カメリア」で、林檎と和梨の限定カクテルが登場。
・林檎のカルヴァドスサワー：ジャックローズをトニックで軽やかに、うさぎと三日月のガーニッシュで季節感を演出。
・和梨のお月見ジントニック：国産ジン×和梨ピューレ、黒蜜風味の“お団子”飾りが愛らしい。各2,200円。詳細

日本橋の屋外でJAZZ×ドリンク（10/31〜11/2）

「NIHONBASHI PUBLIC JAZZ 2025 PARADE」が大屋根広場＆福徳の森で開催。生演奏を無料で、会場では日本橋らしいフード＆ドリンク、CRAFTROCKの生ビールも提供予定。都会のど真ん中で“音に酔う”三日間を。イベント公式／アート施策全体の発表はこちら

サステナブルな一杯をウェルカムで（〜10/25）

unitoブランドの都内ホテルで、エシカル・スピリッツ「LASTジンソーダ」（酒粕再価値化ベース）をウェルカム提供。対象は浅草・本郷・渋谷ほか、計5拠点（セルフチェックインは対象外）。低アル（5%）でハーブの香りが心地よい。提供概要／LASTブランド

ルーツで選ぶ、“素材”が光る新定番

酒米「白鶴錦」の今を、名蔵が語る

白鶴酒造主催「白鶴錦 蔵元の集い2025」では、十四代・而今・作・雨後の月などが参集。総じて「山田錦よりもきれい」「甘さにふくらみと奥行き」との評価で、洗米・麹・発酵の要点も共有されました。酒米選びの視点に新しい示唆。イベントリリース／白鶴錦解説

モンタルチーノの新星を10/1から

エノテカが「カステッロ・トリチェルキ」を正規展開開始。北向きの冷涼区画×有機栽培×野生酵母×一部全房発酵で、ブルネッロに繊細さと透明感をもたらす注目株。ブルゴーニュ愛好家にも響くスタイルです。リリース／特集ページ

コラボと“ウェルネス”で広がる選択肢

・『ドリフターズ』×嘉之助蒸溜所の6年熟成コラボ（58%、700ml、26,950円、総本数270本）。抽選は10/7 12:00〜10/13 23:59。発表／抽選案内
・51ボタニカル配合の「プレミアム ドライボタニカルジン」はオンライン限定。まずはジン1：ソーダ3、柑橘ひと絞りで多層香を素直に。商品情報