ジャパニーズウイスキーと芋焼酎の新たな魅力とは
2025/05/19

ウイスキーと芋焼酎の多彩な魅力に迫る
ジャパニーズウイスキーの新たな展開
ジャパニーズウイスキーは、近年その品質の高さが世界中で注目されています。中でもウイスキー文化研究所が実施するテイスティングセミナーは、日本各地の蒸留所の個性豊かなウイスキーを楽しむ絶好の機会です。7月16日に開催される新道蒸溜所のセミナーでは、ウイスキー造りの原点ともいえる高峰譲吉博士の歴史と功績が紹介されます。
高峰譲吉博士とウイスキーの歴史
新道蒸溜所は、創業200年以上の歴史を持つ「篠崎」が手掛ける福岡県朝倉市の蒸留所で、美しい自然に囲まれた環境の中でウイスキー製造を行っています。見学者もその雰囲気を楽しむことができ、多くの来訪者から高い評価を受けています。セミナーでは、篠崎倫明氏の話を通じて特に「高峰8年」や新たな製品「新道 experimental01」の試飲も楽しめます。これらは、ノンピートの構成原酒を使用し、新たな味わいを探求中です。
受賞ウイスキーと焼酎を楽しむ
ウイスキーだけでなく、焼酎もまたその魅力を積極的に発信しています。宝酒造が手掛ける全量芋焼酎「ISAINA」は、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025で金賞を受賞。オロロソシェリー樽で熟成された異才な香りは、ソーダ割りやロックなど様々な飲み方で楽しめます。
バーボンウイスキーの世界的評価
一方で、アメリカの「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2025」では、宝酒造が輸入するブラントンウイスキーが最高金賞を獲得。プレミアムバーボンとして知られるブラントンは、とろみを帯びたまろやかな口あたりと完熟したフルーツの甘みが特長。八面体のユニークなボトルデザインも魅力です。
日本酒の技術選手権とその未来
そして、日本酒も負けてはいません。津南醸造が最高賞を受賞した「越後流酒造技術選手権大会」は新潟の酒造りの技術向上を目指す大会で、杜氏・滝沢昌哉が受賞者代表としてその意義を言葉にしました。彼は地域と自然へ感謝を述べ、伝統を守りつつ常に技術の革新を追求していく意気込みを示しています。
お酒の世界はますます多様で興味をそそります。試飲会や技術大会などを通じ、それぞれの魅力を発見し、体験できる機会は今後も続いていくでしょう。